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調理器具

めん棒を使いこなそう!

めん棒は、麺類やパン、菓子作りに欠かせない調理器具ですが、一口にめん棒と言っても様々な種類があります。大きく分けると、一本の棒状のものと、両端に握り部分がついた回転式のものの二種類があります。 棒状のめん棒は、シンプルな構造で価格も手頃です。握る位置や力加減を調整しやすいので、生地の厚さを細かく調整できます。麺を打つ際など、微妙な力加減が必要な作業に向いています。また、収納場所にも困りません。 一方、回転式のめん棒は、中央のローラー部分を両端の握り部分で回転させることで生地を伸ばします。棒状のものに比べて均一な厚さに伸ばしやすく、広い面積を一度に伸ばせるのが利点です。大きなパイ生地やクッキー生地を伸ばす際に特に便利です。 回転式のめん棒には、握り部分とローラー部分が一体となっているものと、別々になっているものがあります。一体型のものは安定感があり、初めての方でも扱いやすいでしょう。別々になっているものは、ローラー部分だけを交換できるので、材質や太さを変えて様々な生地に対応できます。木製のローラー、樹脂製のローラーなど、生地や好みに合わせて使い分けることができます。 さらに、特定の料理に特化しためん棒も数多くあります。パン生地に含まれるガスを抜くためのガス抜きめん棒は、表面に凹凸があり、生地を伸ばしながらガスを抜くことができます。細長い蕎麦打ち用のめん棒や、餃子の皮を作るための短いめん棒など、用途に合わせて様々な形状のめん棒があります。 このように、めん棒には多くの種類があるので、作る料理の種類や、生地の大きさ、伸ばし方など、自分の使い方に合っためん棒を選ぶことが大切です。初めてめん棒を購入する方は、まず棒状のものか一体型の回転式めん棒から試してみるのが良いでしょう。