
万能調味料!八方だしの魅力
八方だしは、日本料理の土台となる、様々な料理に使える万能調味料です。まるで魔法の調味料のように、いつもの料理を格段に美味しく仕上げてくれます。名前の由来は、四方八方、あらゆる料理に使えることから来ています。
八方だしの基本は、だし汁、しょうゆ、みりんの3つの材料です。黄金比は、だし汁を4とすると、しょうゆとみりんはそれぞれ1ずつ。つまり、だし汁4しょうゆ1みりん1の割合で混ぜ合わせます。この割合を覚えておけば、いつでも手軽に作ることができます。
だし汁は、昆布や鰹節から丁寧にとった一番だしを使うのが理想的ですが、市販のだしの素を使って手軽に作ることもできます。しょうゆは、風味豊かなこいくちしょうゆが一般的です。みりんは、甘みと照りを加える役割を果たします。
こいくちしょうゆの代わりに、うすくちしょうゆを使うと、うすくち八方だしになります。うすくちしょうゆは色が薄いため、素材の色合いを生かした料理に最適です。うすくち八方だしの場合は、だし汁8しょうゆ1みりん1の割合になります。だし汁の割合が多くなることを覚えておきましょう。
八方だしは、煮物、和え物、丼もの、麺類など、実に様々な料理に活用できます。煮物に使うと、素材に味がよく染み込み、上品な仕上がりになります。和え物に使うと、素材の持ち味を引き立て、風味豊かな一品になります。また、丼ものや麺類のつゆとしても使え、いつもの料理がワンランク上の味わいになります。
八方だしは作り置きが可能なので、冷蔵庫で数日間保存できます。忙しい毎日の中で、食事の準備を時短したいときにも役立ちます。ぜひ、八方だしを手作りして、料理の幅を広げ、毎日の食事をより豊かにしてみてください。