かたゆで

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茹でる

かたゆで卵を極める!

ゆで卵を作る際、「かたゆで」は基本中の基本と言えるでしょう。かたゆで卵とは、白身だけでなく黄身までしっかり火が通り、固まった状態になったゆで卵のことです。黄身の中心まで熱が伝わり、ねっとりとした舌触りになります。 かたゆで卵を作るには、まず冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を使うことが大切です。急激な温度変化で卵が割れるのを防ぐため、卵を常温に戻す必要はありません。沸騰したお湯に卵を優しく入れ、おおよそ10分間ゆでるのが目安です。時間が経ったらすぐに冷水に取ると、殻が剥きやすくなります。冷水に浸けることで余熱での加熱を止め、黄身の表面が青緑色に変色するのを防ぎます。 かたゆで卵は、サラダやラーメンのトッピングとして使われることが多いでしょう。また、サンドイッチの具材として使ったり、タルタルソースや卵サラダにしたりと、様々な料理に活用できます。 卵以外にも、じゃがいもやにんじんなど、様々な食材を「かたゆで」にすることができます。根菜類を下ゆでする際にかたゆでにすると、煮崩れを防ぎ、それぞれの食材本来の風味や食感を残すことができます。それぞれの食材に適したゆで時間があり、かたゆでの状態も食材によって異なります。固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良いかたゆで具合を見つけることが、料理をおいしく仕上げる秘訣です。色々な食材で、かたゆでの調理にぜひ挑戦してみてください。